ケンタの日本全国スタバ旅 (Starbucks trip)

日本のコンセプトストアを制覇した「スタバ旅行家」のケンタが47都道府県のスタバを巡りまくる!

*

会社員だけが仕事ではない!〜「(日本人)」橘玲 

      2016/10/09

こんにちは。今日の関東は雨模様ですね、ケンタ(@kentasakako)です。

今日は少し思うところがあって、橘玲さんの「(日本人)」をご紹介したいと思います。

 


(日本人)

 

なぜ、僕たちは会社で働かないといけないの?

 

僕は今までいろいろな人生ステージを経てきましたが、一番辛かったのは新卒入社した大企業を6年近くで退職してしまった時です。

嫌だったサラリーマンを辞めたのはいいけれど、それから苦痛の「孤独地獄」に陥ったのでした。
(その模様はKDPの「転落記」(第3巻)にて!)

当時の僕は、会社を辞めることだけが生きる目的のようなもので、何もあてがなかったのです。そして、孤独という名の恐怖に怯えて、ご多分にもれず「転職市場」というレッドオーシャンにぶっこむんですけどね。

それにしても、なぜ僕はこんな道をたどったのか、なぜ僕たちは会社勤めしないといけないのか?僕はこんなことを無職時代にずっと考えていました。

そしてその一つの答えとして、橘さんはこう語っています。

 

欧米型のドライな人事制度は、会社をイエではなく、たんなる収入を得るための道具に変えてしまう。
おそらく中国人であれば、この変化はとりたてて大きな問題にはならないだろう。彼らにとって死活的に重要な共同体は血族であって、他人同士が集まる会社は人生の価値観において大きな比重を占めるわけではないからだ。

 

しかし地縁や血縁を放棄してしまった日本人は、イエとしての会社がなくなってしまうと、もはや所属すべき共同体はどこにもなくなってしまう。これは社会的動物としてのヒトにとって、とてつもない恐怖だ。
おそらく日本人は、外部のちからによって強引にもぎとられるまで、イエとしての会社を手放そうとはしないだろう。

 

そう。
つまり、多くの日本人にとって会社というのは一つの「イエ(家)」なのです。
今風で言うと、「コミュニティ」なのです。

さらに、日本人というのは地縁や血縁が他の国民に比べて優先順位が低いため、「会社」というものが「イエ」化してしまっている。

「そ、そういう状況なのか……」と会社をあっさりと辞めた僕は戦慄すらおぼえたものです。

さらに、橘さんはこう続けます。

 

日本的雇用が危機に瀕するほどに「会社」は貴重になり、人々はそこにしがみつこうとする。
イエとしての会社は、あらゆる”縁”を捨ててしまった日本の男たちの最後の寄る辺なのだ。

 

みなさんは「縁」を大事にしていますか?
「縁」を捨ててしまったからこそ会社にしがみついていませんか?

 

会社勤めだけが仕事じゃない。合わなかったらどんどん捨てよう。

 

実はこの本の中で一番印象的だったのは「あとがき」です。

そこには橘玲さんのヒストリーが記されているのです。
彼は自分を振り返り、こう語っています。

 

私はずっと、自分がふつうの日本人とはどこかちがっていると感じていた。それは「学校」という集団にどうしてもなじめなかったからで、中学や高校でもこの違和感はつきまとった。
それと同時に、1人でいることにさしたる苦痛がないことにも気がついていた。

〜略〜

こうした性向はその後も変わらず、大学4年になっても就職活動はまったくしなかった。大きな会社に入っても、そこにいる人たちとうまくやっていくことなどできるはずがないと思っていたのだ。

〜略〜

私はずっと、サラリーマンや公務員やオヤジやオバさんから構成される「日本人」の世界に近づかないようにしてきた。彼らは異質な存在で、私に対して水飲み場の蛇口を指定するのだ。

 

 

僕も橘さんと同じで、「ふつうの日本人」とはどこか違っていると感じて生きてきました。それは実に物心ついたときから、もう30年以上もその違和感を抱えているのです。

●学校?
あー、集団に合わせないといけないよね。一人で本読んでいたほうがいいわ。

●クラブ活動?
あー、集団行動ね。時間とかきっちり指定されてすごいイヤだわ。

●就職活動?
あー、みんなやってるから僕もやらないといけないのかな?
ていうかサラリーマンってどんな仕事があるの?

●サラリーマン?
そもそも、なんでみんな通勤電車に乗る必要あるの?

同じ時間を使うなら自分で稼ぐことを考えた方がベターじゃない?
組織のしきたりにガッチリはまることって人生勿体なくない?

 

 

●スタバ旅?
(ふつうの日本人)
「なにやってるの?スーツ着て仕事しろよ。」

 

ここで……僕は声を大にして叫びたいのです。

 

会社員だけが仕事ではないんですよ。

 

日本の風土が合わなければ、語学をマスターして海外に出るのもアリだし、サラリーマンが合わなければ、自分で稼ぐ道を見つけることも出来る。

大丈夫。
どんどん捨てて、どんどん前に進めばいい。

 

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