ケンタの日本全国スタバ旅 (Starbucks trip)

日本のコンセプトストアを制覇した「スタバ旅行家」のケンタが47都道府県のスタバを巡りまくる!

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読書日記(58) 「会計天国」竹内謙礼、青木寿幸 〜「芸歴1年ブレーク芸人と芸歴10年成功芸人との違いは?」

      2016/10/09

おはようございます。ケンタ(@kentasakako)です。

今日は会計の基礎を勉強するのにとても役立つ参考書をご紹介します。
でもこの本、会計だけでなく人生訓としてもいい事書いてあるんですよ。

 

 

 

●「歩留率」という考え方は是非知っておこう。

 

皆さまは「歩留率」という概念をご存知でしょうか?
このコンセプトはビジネスパーソンであれば絶対に知っておきたいところです。

本書では次のように分かりやすく解説しています。

「歩留率」とは、ハンバーグを作った時にひき肉と玉ねぎがハンバーグになる確率を表している。「歩留率」が良ければ、材料を捨てるロスがなくなって、必然的に「粗利率」が大きくなる。

 

つまり、「完成しないと意味がない」ということです。

更に著者はこう続けます。

 

 

どんな仕事でも「歩留率」の考え方を頭の中に入れておかなければならない。例えば、営業マンがプレゼンの資料を作るとする。最初にお客の意見を聞いてから作らないと、もう一度、すべて作り直しってことになるだろ?

工程の後の方で「歩留率」が悪くなっているから、それまでにかかった人件費や事務所の賃料を無駄にしたことになるんだ。

 

でも、ですね。

個人的には「歩留率」だけを気にすることは危険だと思います。

「歩留率」はサンクコスト(埋没費用)を考慮した考え方ですが、サンクコストに固執してしまうと、新しいことに挑戦することが困難なのです。

 

たとえば、僕の1つのプロジェクトである「スタバ旅」
「歩留率」にこだわってしまうと、きっとまだ一店舗も廻っていないでしょう。

だって、始めたときなんて全くビジョンが見えない状態だったのですから……。

ちょっと試しに第一回目の恵比寿を見てみましょう。
コンテンツがほとんどないですよ……。あはは。

 

スタバ旅 (第1回)東京・恵比寿駅前スタバ | ケンタの日本全国スタバ旅(Starbucks trip)

例えば、サンクコストをかけずに出来るだけ歩留率を上げようとすると次のような試行錯誤が必要になるでしょう。

 

・「座席のフォーメーションマップを作った方がいいな」
・「電源の場所を何か工夫して伝えた方がいいな」
・「写真をもっといい感じにした方がいいな」

などなど……「歩留率」だけを考えるとキリがないのです。

でも、これらってスタートする段階では見えないんですよね。

ここで重要なことは、「実行していきながら修正していく」というマインドを身につけることです。

ここで僕の結論。


「歩留率」を最大限にしながら、バンバン実行していく力がないとプロジェクトはうまくいかないのです。成功の合言葉は「歩留率」と「行動力」

 

●芸歴1年ブレーク芸人と芸歴10年成功芸人との違いとは?

 

この本は、主に会計のことについて書かれています。
しかし、会計分野だけでなく「これは人生における至言」もちりばめられているのです。

それが、以下の部分です。

 

儲かっていたとしても、すぐに成功できるビジネスは廃れるのも早いことが多いのよ。1年ですぐに儲かったなんていうレストランよりも10年かかってやっとここまで来ましたっていうアパレルの小売店の方が信用できるわよ。

 

これは何事においても言えることではないでしょうか?

例えば芸歴半年で売れた一発ギャグ芸人はその後10年にかけて売れ続けるのは難しいですよね。それよりも10年かけて辛酸をなめてきた芸人の方がいい味が出ていると思います。(もちろん個人の嗜好はありますが)

ブログも一緒。
たかだか半年でバズったブログがその後10年単位で継続できるかというと難しいと思います。

というのも、「売れない」期間というのが、人を強くするからです。

今、僕のブログもさっぱり「売れていません」。
僕のKindle本もほとんど売れていません。

でも、僕は確信しています。

「あ、この不遇の期間が僕を強くしてくれている」

と。

 

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 - 読書日記, ドヤ顔できる経済学

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