ケンタの日本全国スタバ旅 (Starbucks trip)

日本のコンセプトストアを制覇した「スタバ旅行家」のケンタが47都道府県のスタバを巡りまくる!

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読書日記(61)「まぐれ(投資家はなぜ運を実力と勘違いするのか)」ナシーム・ニコラス・タレブ 〜「ゴチになります」なんて言わなくていい!

      2016/10/09

 

おはようございます。ケンタ(@kentasakako)です。

皆さんは「まぐれ」で勝ったことがありますか?

それは「まぐれ」ではなく、確率的戦略に基づいて勝ったのかもしれませんよ。

 

 

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●「ゴチになります」なんて言わなくていい。

僕は最近テレビをあまり観てないのですが、ちょっと前には値段を当てて一番遠い予想をした人が全額払う「ゴチになります」やじゃんけんをして勝った人が全額支払う「男気じゃんけん」などの企画が流行った時期がありました。

僕はそれを観て、少し違和感を感じていたのですが、著者はそれを受けてズバリこう言っています。 

 

偶然について思いがけず深く理解している人がトレーダーにはときどきいる。ついこの間、ローレン・ローズとトライベッカのレストランバーで晩ごはんを食べた。コイントスをして負けた方が勘定を持とうということになった。
私が負けて、支払いをすませた。彼は私にありがとうと言いかけて突然やめ、こう言った。僕は確率論的に半分払ったぞ。

 

確かに、二人でじゃんけんをすると勝つ確率も負ける確率も50%です。そう考えると、勝負をして勝った人間がおごってもらう時に、「勝負をして勝った」のに「ありがとう」と礼を言うのは違う気がします。あくまで確率論的に。

確率的に同じ土俵で勝負して勝ったのですから、堂々とおごってもらうべきなのです。上記にあるように、期待値が50%ですから、実は半額支払っているのも同然です。

だから、礼を言う必要はありません。「ゴチになります」とか「あざーす」とか言う必要はないのです。確率的にみんな支払っているのですから。

 

 

●本当に投資で勝ちたかったら、日々のマーケットは見るな?

 

また、筆者はガチガチに「確率的」に物事を観ています。
例えば、デイトレードを「損な取引」という解釈を持っているようです。
投資パフォーマンスは長期間で測定したほうがいい、と。その理由を以下のように述べています。

 

(1)期間を短くとると、ポートフォリオのリターンではなくリスクを観察することになる。つまり、見えるのはほとんどばらつきばかりだ。

(2)私たちの感情は、そういったことを理解できるようにはできていない。さっきの(投資家の)歯医者さんは、頻繁に資産をチェックするより月次報告書だけを見ていたほうがいいし、年次報告書しか見ないようにすればもっといいだろう。

(3)投資家が携帯電話で、自分のポートフォリオをリアルタイムの価格でチェックしているのを見ると、私はニヤニヤしてしまう。

 

まさに僕のやっていることは投資家失格です。(苦笑)
僕は日々のポートフォリオが気になって、ヤフーファイナンスを頻繁に見てしまいます。折しも昨日は日経平均が19000円台を回復した相場なので尚更気になってしまいました。

本来、個人投資家にとっては、「短期パフォーマンス」を気にしないということも重要な要素です。僕の銘柄もそのようなポジションをとっているはずですが……、まだ気になる自分は投資家失格です。はい。

 

また、筆者は投資家必見であるブルームバーグのデバイスすら見るのを疑問視しています。

 

コツは、価格の変化率が大きいときにだけ注意することだ。
何かの価格が普通の日よりも大きく変化しないかぎり、それはノイズだと考える。変化率の大きさがニュースの見出しの大きさみたいな働きをする。また価格変化の重要性は線形性ではない。2%の変化の重要性は1%の変化の2倍ではない。むしろ4倍から10倍の感じだ。7%の変化なら1%の変化の数十億倍も重要だ!

〜略〜

よく人になんでお前は誰にでも統計を勉強しろと言うんだと聞かれる。それは説明を読む人が多すぎるからだ。私たちは確率の非線形性な部分が直感的に分からないのである。

 僕はもっと確率統計について勉強しなければなりません。
そのような勉強会を今年あたりに開催しようかとも思っています。

 

●「時間持ち」か「お金持ち」。どっちを選びますか?

 

ムダな時間を恐れなくなった筆者のコツをご紹介してこのエントリを締めたいと思います。

 

私がそういうやり方に行き着いたのは10年ほど前に目覚まし時計を使うのをやめた時だった。起きる時間はだいたい同じだけど、自分の体内時計に従っている。〜略〜

でも、外からのプレッシャーの奴隷にならずにすむ仕事を選ぶ自由が私にはある。そういう生き方をすると早く寝られるようになり、毎晩、分単位で時間をやりくりしたり、最適化したりということがなくなる。突きつめると、(相対的に)貧乏だけど、時間は自由か、お金持ちだけど奴隷のように時間に縛られるかは自分で決めることなのだ

 実は僕も目覚まし時計を使うのをやめました。
すると不思議なことに早起きが出来るし、目覚めもいいのです。

今、僕は「お金持ち」ではないのですが、比較的「時間持ち」の生活を送っています。

あなたにとって、お金と時間、どちらが大事ですか?

 


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