ちきりんさんの「マーケット感覚を身につけよう」で気付いたんだけど、ぼくのスタバ旅って大失敗?
2016/10/10
ていうか「マーケット感覚」ってなに?
最近やけに周りで「マーケット感覚」という単語を耳にしますが、これってちきりんさん発信なのですよね。
ちきりんさんは論理力だけでなく「マーケット感覚」というセンスが今後重要になると説きます。
その「マーケット感覚」とは一体何か?
すごく乱暴にまとめると「価値を見極めて自分の土俵で戦おう」ということです。
ただし、就職市場において「就職したいのにできない」人が増えたように、婚姻市場においても「結婚したいのにできない」人が増えているのもまた事実です。
その主な原因は、取引が市場化したのに市場における自分の売り方がよくわからないという人が多いからです。
つまり、就活だけでなく婚活においても、市場の仕組みへの理解と適応(すなわちマーケット感覚を持つこと)が重要になってくるのです。
自分の戦える土俵で戦っている人は案外少ないんですよね。
ぼくも勝負できるフィールドを血眼になって探しています。
とにかくやってみろ、そしてとにかく失敗しろ。
この本で一つ刮目したのは、「早く失敗しないといけないんだ」というメッセージを感じたことです。
早めに失敗することによって、俗にいう「PDCAサイクル」を早めます。
(PDCAとは「Plan」「Do」「Check」「Act」の頭文字)
そのためにはとにかく考えすぎずに「とりあえずやってみる」ことです。 実はこれが非常に難しい。とかくぼくも含めてみんな「やる前に考え込む」んです。
ちきりんさんはこう言います。
こうなると、「とりあえずやってみる人」が得られるチャンスは、慎重に作り込む人が得られるチャンスよりはるかに大きくなります。
〜略〜
たしかに「とりあえずやってみる」方式の市場では、箸にも棒にもかからないモノがたくさん現れます。しかしどんなモノでも組織における意思決定のように「なかったものにされる」ことはありません。
支持者が少なくても、少数から熱烈な支持をうけるニッチ商品として残ることもできるし、何らかのきっかけで、急に支持が高まることもあります。
さらにちきりんさんは「失敗しろ」と言います。
なぜなら「失敗経験がない」ということは、「これまでの人生において、チャレンジをしてきていない」と見なされるからです。
「出来る範囲のことしかやってこなかったのでは?」「高い目標を掲げた経験がないのでは?」と疑われるのです。
また失敗経験のない人は「成功するのに必要な学びを得ていない」とも思われます。失敗から得られる学びは非常に大きく、成功のために不可欠な経験と考えられているため、一流大学を出ていても失敗経験のない人は、学びの量や質が足りていないと判断されてしまいます。
「失敗していない」ということは常に安全圏にいることを意味します。
たしかに楽ですよ。挑戦せずに与えられた日常生活を送るのなんて。
でも、それだと大きな失敗はしないんです。
そして必然的に大きな成功もしないんです。
このためしばしば若者は「早く失敗しろ」とせかされます。「できるとわかっていることばかりに時間を使わず、できないかもしれない大きな目標に早くチャレンジしろ。もちろん失敗するだろうが、話はそれからだ」というわけです。
ぼくがこのブログで伝えたいことの一つは「とにかく失敗しよう」ということなんです。 大きく挑戦する前にまず簡単な失敗をしましょう。
以前、紹介した「クリエイティブマインドセット」という本でもこんなエピソードがありましたね。
●ジャグリングを本格的に学ぶまえにまず「ボールを落とす」ことから練習しよう。
(関連記事)
人生がうまくいかない時にこそ熟読したい「クリエイティブマインドセット」〜「今のうちに小さな失敗をしておこう!」 | ケンタの日本全国スタバ旅(Starbucks trip)
ぼくたちは早めに失敗を経験するべきなんですよね。
そして……ぼくは最近失敗をしていますよ。
「スタバのコンセプトストア全制覇して徹夜で動画を作成したのに全く見向きもされない!!」
スタバ旅の企画、大失敗!
ちょっとこの問題はアレなので、ま、失敗例として次へ行きましょ。
迷走は続く。
(この記事は60分で書きました)9:05〜10:05
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