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金持ちになりたくない一つの理由が「後妻業」に書かれている。

      2016/10/10

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誰しもが金持ちになりたいと思っている。それ、本当か?

 

金持ちはモテる。金持ちは幸せである。

それは、事実でしょう。確かにその通りだと思う。
もう普遍的な常識なのではないかとさえ思うのです。

しかし、「後妻業」という職業の存在を知るとそんな常識は吹っ飛んでしまうのです。

今日はその「後妻業」について黒川博行さんの著書で迫ってみたいと思います。

 

そもそも「後妻業」とは何か?

 

「後妻業」とはあまり聞きなれない言葉かもしれませんが、近年では「木嶋佳苗」のような女性結婚詐欺師をイメージすると分かりやすいでしょう。

資産家のおじさんと結婚して、その資産を婚姻という事実で奪い取ろうとする職業です。

そう、「後妻業」というのは職業なんですよ。

この小説を読むと、「後妻業」の実態が明らかになりますが、以下のシーンが端的に説明されています。これは弁護士が「後妻業」である小夜子に言い詰めるシーンです。

 

「はっきりいいましょうか。あなたは柏木亨と共犯関係にあり、『ブライダル微祥』を介在させて資産家老人を物色し、これを籠絡して入籍もしくは公正証書遺言状を作成させ、同様の手口で多大な遺産を詐取している。そう、世にいう”後妻業”です。竹内さん、あなた、後妻業の先兵ですわ」

(258ページより引用)

 

ぼくはこの小説を読んで、「後妻業」の恐怖をかみしめました。

 

人間はいつ金銭感覚が狂うか分からない。

 

ぼくが独り身になって資産家になった場合、ひょっとしたら「後妻業」が寄って来るかもしれません。

そして、もう一つ恐ろしい事実が存在します。

恐るべきことに、人はひょんなことから金銭感覚が狂うのです。

たとえばこの小説の中で「後妻業」のターゲットとなった耕造。
彼も金銭感覚が狂ってしまった一人です。

耕造の娘はこう言います。

 

そう、おかしいねん、お父さん。若いころはお金に細かくて、親戚の結婚式にいくら包んだとか車のガソリン代が月にいくらかかるとか、お母さんに家計簿なんかつけさせて、いちいちチェックしてたくせに、もうお母さんが死んでからはダダ漏れ。藤井寺のマンションも株を売ったり定期を解約して買うたと思うわ」

その心理は分かる気がする。どうせ金持って死なれへんのやからな」

(81ページより引用)

 

老後のために貯金をしている人、大丈夫ですか?

その貯金、人生でいろいろなカタチで翻弄されるかもしれませんよ。

 

後妻業から身を守るために「公正証書遺言」と「遺留分」くらいは知っておこう。

 

冒頭に戻ります。

「金持ちはモテる。」「金持ちは幸せである」

これは、金が機能している範囲では事実かもしれません。

しかし、当然のことながら、金持ちは「資産」を守らないと金持ちを維持できません。
後妻業の例をとるまでもなく、金持ちには大量の敵が出現するのです。

そのためには知識と経験が必要になります。

例えば「後妻業」から身を守るためには、「公正証書遺言」と「遺留分」程度の知識は有しておかなければなりません。

どこでそんな知識を身につけるのか?

こんなこと学校では教えてくれないですよね。

最も効率的に知識を仕入れる方法とは……

 

 

それは「読書」にほかならないのです。

 

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 - 読書日記

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