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投資術だけではない!橘玲の「黄金の扉を開ける賢者の海外投資術」はサラリーマン必読です。

      2016/10/10

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「サラリーマン債券」の概念は知っておいて損はない。

 

ぼくは「うつの技術(マインド編)」というKindle本を書いたときに、本書で紹介している「サラリーマン債券」という考え方を参考にしました。

これは簡単に言えば、サラリーマンを金融資産と見なす考え方です。

さらに強引にまとめると、「サラリーマン債券」とは、元本が「人的資本」で配当が「給与」という債券と見なします。

毎月もらっている給与は配当に過ぎないんですよ。
元本は労働力の源泉である「人的資本」。
(このあたりの詳しい説明は本書をご覧くださいね。)

 

 

金乞いをするカンボジアの若者に何を思いますか?

 

本書は具体的な投資術というより「投資に対する基本的な考え方」を重視しているように思えます。

その中でも以下のストーリーが印象的でした。

これは筆者がカンボジアで出会った若者の話です。

 

若者の父親は英語教師で、強制収容所で処刑された。兄弟は餓死し、生き残った母親と2人で暮らしてきたが、その母親も彼が10歳の時に病気で死んだ。それからは頼る人もなくずっと一人で生きてきた。ようやく操舵手の仕事にありついたが、一日働いても数百円の収入にしかならない。その金を貯めて英語を勉強しているのは、自由を得るためだ。自分はあばら家と湖を往復する以外、この世界を何も知らない。ーそんな話だった。

 

この類の話は貧しい国を旅していると自然と耳にしますね。

ぼくも実際、このような金乞いの少年に出くわしたことがあります。

その都度、彼らのバックボーンを確認することはありません。
しかし、程度の差はあれ、彼ら彼女らはみなこのような背景の中で懸命に収入を稼いでいるのです。

さて、その時、筆者の橘さんはどうしたのでしょうか?

 

あなたは自由のために仕事していますか?それともお金のため?

 

橘さんはこう続けます。

 

別れ際に、私はこの若者にいくばくかの金を渡した。彼の名誉のために言い添えれば、その身の上に同情したのではない。

〜略〜

だが、全てが作り話だとしても、彼の言葉にはなお、こころを揺さぶるものがあった。ひとはときに、思わぬところで大切なことを学ぶ。私たちはみな、自由な人生を当然のように享受している。だが、その輝きは夕暮れの虹のようにはかない。いま手にしているゆたかさをすべて失ったとき、あなたはそれでもまだ自由だろうか。

 

私は愚か者なので、こんな当たり前のことにずっと気づかなかったのだ。観光客相手にボートを運転するカンボジアの若者ですら知っていたというのに。

彼は私に向かって、何度も繰り返した。

「ノー・マネー、ノー・フリーダム」

 

ちょっと今やっている仕事の手を止めて考えてみてください。

 

今やっている仕事は「お金」のためですか?

それとも「自由」 のためですか?

 

若者が繰り返したフレーズ「ノー・マネー、ノー・フリーダム」。
これは、「金がなければ自由は手に入らない」という糾弾でしょう。

しかし、ぼくなんかは往々にして「お金」のために「自由」を犠牲にしてしまうことがあります。このカンボジアの若者から見れば本末転倒ですよね。

これは重要なので、繰り返します。

上記のカンボジアの若者は、「自由」を入手すべく「お金」を貯めている。

しかしぼくは「お金」を入手すべく「自由」を犠牲にしている。

本当に大事なのは、「自由」か?「お金」か?

そして、ぼくは心の中で叫んでみるのです。

 

” What I want is Freedom , isn’t it ?”

(欲しいのは自由だろ?)

 

ところで、「自由」って何だ?

(ご参照ー過去ログ)
読書日記(48)「(日本人)」橘玲 〜会社員だけが仕事ではない。いらない物はどんどん捨てよう! | ケンタの日本全国スタバ旅

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 - 読書日記, ドヤ顔できる経済学

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