ケンタの日本全国スタバ旅 (Starbucks trip)

日本のコンセプトストアを制覇した「スタバ旅行家」のケンタが47都道府県のスタバを巡りまくる!

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金持ちの最大の悩みは「お金があること」〜「ザ・ニューリッチ」ロバート・フランク

      2016/10/10

ぼくのライフワークの一つは「お金」について研究することです。
もっといえば、お金についての執着を取っ払うことにあると言えます。

以前、金持ちになるとこんな弊害があるとして「後妻業」という小説をご紹介しました。金持ちになること自体もリスクあるんですよね。いろんな人が財産を狙ってくるので。

ということで今日は、金持ちについて考えてみます。

(参考記事)金持ちになりたくない一つの理由が「後妻業」に書かれている。

 

●アメリカの新富裕層はワーカホリック?

ロバート・フランクの著書「ザ・ニューリッチ」を読むと近年の富裕層の様相が違ってきていることを感じます。

一言で言うと、「ハードワーカー」なのです。
もう働かなくていいだけの資産を獲得したのに、めちゃくちゃ働いているのです。

例を挙げてみましょう。

まずミニチュアハウスで事業を成し、「デパートメント56」という企業を設立したエド。

この頃になるとエドはすべてに疲れを感じるようになった。
なにしろ週7日、1日18時間働き、生活の大部分を飛行機の機内で過していた。顧客にさえ嫌気がさしてきた。彼はデパートメント56への熱烈なファンレターを何千通も読んだ挙げ句、「目を覚ませ」というゴム印をつくらせた。とりわけ感情のこもった手紙には、この判を押して顧客サービス部門に回した。

言うまでもありませんが、エドはもはや一財産を築いているのです。
それなのに1日18時間労働、気合いの入ったゴム印。

彼はもはや金のために働いているのではありません。
ほぼワーカホリック(仕事中毒)ですね。

 

●遊び中でも仕事の生産性を気にする新富裕層

次に、飛び級で16歳にしてプリンストン大学へ進学したジャレド・ポリス。
彼は友人2人でインターネット接続会社を設立します。
ポリスもまたすごい。

ストレスに悩むことはほとんどない。
ストレスを感じるのは非生産的。非生産的なことは避けているんだ」
余暇にさえ、成果を追い求める。家で映画を見るときもノートパソコンで電子メールを書き送っている。
映画を見ながらの生産性はせいぜい25%くらいだろう。それでもけっこう仕事ははかどるよ

映画を見ながら仕事しているんですよ。金持ちなのに。
さらにこう続きます。

読書はたいてい、シャワーを浴びながらする。
「シャワーは30分間浴びる。けっこう長いんだ。どのページも濡れてしまうから、自宅で読んだ本は後から見ればすぐわかる。膨れて開いてしまっているからね。」

金持ちなのにここまで徹底して時間効率を気にするとは。
いや、時間効率を考慮してきたから金持ちになったのか……。

 

●資産がかえって悩みを増やしている!!

この本では他にもアメリカの新富裕層をリサーチしているのですが、最近の富裕層は財産をなして終わりではないみたいです。言い換えると、彼らはストックに満足せず、フローも積極的に増やそうとしています。

そのため金持ちになっても貪欲に働いているし、しかるべきコミュニティにも属しています。

フランクはこう述べています。

お金があれば人生は楽になると思うのは大間違いで、お金はリッチスタン人(新富裕層)の生活をかえって複雑なものにしている。
リッチスタン人はまた他のリッチスタン人との競争にうんざりしている。どんなにいい暮らしをしていても上には上がいるものだ。

お金がなければ苦しいけれど、お金が十分あるからといって幸福という訳ではありません。

金持ちの悩みは贅沢かもしれませんが、案外ぼくたち庶民よりもっと深い闇があるのかもしれませんね。

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