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【サラリーマンの確定申告】所得税が戻って来る「損益通算」というマジックとは?

      2017/02/18

今日新聞を読んでいると、こんな記事を発見しました。

架空所得で税還付、指南役ら告発検討…国税当局 : 社会 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)

国税局と節税者(脱税者)のいたちごっこが続いているのです。

 

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この節税のスキームを「損益通算」という。

今回、明らかになった節税のスキームは非常にシンプルです。
記事の見出しを見てみましょう。

首都圏などの二十数人が個人事業者を装い、「多額の経費がかかった」などとする虚偽の申告書を税務署に提出し、納めてもいない所得税計約4000万円の不正還付を求めていたことが、関係者への取材でわかった。

新聞には詳細な説明がありませんでしたが、この背景には「損益通算」というロジックを知らないと分かりにくいです。

「おいおい、損益通算ってなに?」という方へ。
ちなみに国税庁では以下のような説明がされています。

 損益通算とは、各種所得金額の計算上生じた損失のうち一定のもの(不動産所得、事業所得、山林所得、譲渡所得)についてのみ、一定の順序にしたがって、総所得金額、退職所得金額又は山林所得金額等を計算する際に他の各種所得の金額から控除することです。

引用:国税庁サイトより

ちょっと難しいですね。
かいつまんで言うと「給与所得から事業所得のマイナス分を差し引いて納税をする」ことなんです。

じつはサラリーマンでも税務署に「開業届」を出せば事業所得を計上することができます。
一般的のサラリーマンの場合、給与所得は「源泉徴収」といって会社が税金処理をしてくれます。
しかし、事業所得も得ているサラリーマンは確定申告をする必要があります。

つまり、確定申告では給与所得と事業所得の両方を申告することになりますが、事業所得が給与所得を下回っていれば相殺することが認められているのです。

数字で出したほうが分かりやすいですね。

Aさんの給与所得が300万円、所得税率を20%とします。
この場合Aさんは60万円(300万円×20%)を所得税として払わなければなりません。通常は「源泉徴収」としてその60万円はAさんの代わりに会社が国税に支払います。

しかし、Aさんは副業していて、300万円の赤字を出していたとします。
その場合、なんと納税額がゼロになるんですよ!
これが損益通算のマジック!

そして、会社がAさんの代わりに支払った60万円が還付されるのです。

このロジックを知っていると、上記の記事で「多額の経費がかかった」と主張する節税者の言い分が分かりますね。

彼らは、わざと「赤字」を出したいのです。節税のために。

 

架空所得は高リスク。もはや節税ではなく脱税だ。

上の記事で「やりすぎ」と思ったのは、実際に事業していないのにあたかも事業していると見なして赤字だけを計上していたことにあります。

まだ事業を展開していて実際に赤字計上していたのならまだしも、事業してないのにしてたと申告するのはあまりにもリスキーです。

実はこの類の論争はずっと以前から続いています。

開業を考えているサラリーマンの方は『「無税」入門』や「あらゆる領収書は経費で落とせる 」に目を通しておきましょう。これらは先ほど紹介した節税スキームについて詳しく書かれている入門書です。

でも再度言いますが、架空所得は違法です。
虚偽の申告をしたとして罰せられる可能性もありますので、絶対に辞めておきましょう。

 

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関連記事:【体験談】自宅カフェ最高説。ネスカフェドルチェグストを全力推しする5つのメリット

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 - 読書日記, ドヤ顔できる経済学

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