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読書日記(19)「僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか?」木暮太一

      2016/10/09

今日みたいに雨の日は、読書に限りますね。

しかも、タイトル通り「僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか?」ということをちょっと考えようと思いました。

著者の小暮さんは本作をマルクスの「資本論」とロバートキヨサキの「金持ち父さん・貧乏父さん」をヒントに書き上げたとありますが、ものすごく分かりやすく解説してくれるので、経済学(特に「労働経済」)に興味があるけど難しいとあきらめていた方におすすめです。

僕は「価値」と「使用価値」をごっちゃにしていた!

僕は、この本からいくつかの気づきを得ましたが、その中の一つが「価値」と「使用価値」との違いです。簡単に両者の違いを解釈すると、以下のようになります。

「価値」とは、「それを作るのに、どれくらいの手間がかかったかで測られる」

「使用価値」とは、「それを使って意味があるかどうか(有益かどうか)で測られる」

この両者の違いをはきちがえるとトンでもない誤解が生じます。

例えば、僕は「使用価値」を上げることで給料を上げようとしていましたが、本当の意味での「給料」とは「価値」しか指さないからです。

その意味をちょっと以下で考えたいと思います。

なぜ、僕たちの給料って上がらないの?

「価値」と「使用価値」という概念を踏まえて、95ページには以下のようなQ&Aがあります。

(問い)

「なぜ、こんなにがんばったのに、給料が大して上がらないのか?」
「なぜ、こんなに成果をあげたのに、給料が大して上がらないのか?」
「なぜ、あなたの生活には余裕がないのか?」

(答え)

それは、給料が「必要経費分」だからです。
給料は「みなさんが働き続けるために必要なお金だけ」なのです。

(問い)

「なぜ、給料は横並びなのか?」

「なぜ、給料は右肩上がりなのか?」

「なぜ、何も仕事をしていない定年間際の窓際社員の方が、自分よりも多く給料をもらっているのか?」

(答え)

それは、給料の基準になっている「労働力の価値」が「明日も同じ仕事をするための必要経費」で決まり、また、その「必要経費」が年齢とともに上がっていくからです。

僕だけではなく大抵のサラリーマンは高い給料を求めますが、「給料とはそもそも何なのか?」ということを再考すると、「安月給でも仕方ないよな」とも思ってしまうのです。

つまり、この本を読んで思ったことは以下のことです。

「給与」なんてものは「明日、今日と同じ働きをするための再生産コスト」にすぎないんだよ。

「給料」だけではなく、複数のキャッシュポイントを持とう!

また、本書の後半では「自己内利益」(経済学でいうところの「効用」)という概念を使って、私たちはいかに「自己内利益」を向上させるか、ということを論じています。(これもすごく重要な考え方だと思います)

結局、ミクロ経済って「個人の満足度」を上げるための学問なんですよね。

ただ、上記で述べたように「給料」というのは「使用価値」からしか発生しないので、個人的にはこの生き方を目指すべきだと思いました。

●会社からもらう「給料」だけではなく、複数のキャッシュポイントを持とう!

今まさに、その生き方を模索しているのですが、僕だけでなく皆さんも自問自答してみましょ。

「いつまでこんな働き方を続けるの?」

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