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【今さら聞けない!】マイナス金利ってなに?

      2016/10/12

昨日、ついに日銀がマイナス金利の導入を決めました。
多くのメディアは以下のように報じています。

(関連記事)日銀、苦肉の「奇策」 マイナス金利導入 (朝日新聞デジタル) – Yahoo!ニュース

これでもちょっと分かりづらいですよね。

そもそもぼくは誤解していたのですが、「マイナス金利」になると今預けている銀行預金から金利が取られると思っていたのです。あ、預金したら損だ、と。

とりあえず落ち着きましょう!

今日は「マイナス金利」の報道に少し補足したいと思います。
「黒田バズーカ」とは一体なんなのか?

 

黒田バズーカ マイナス金利 

 

そもそも「マイナス金利」ってなに?

通常は銀行にお金をあずけると利息がつきますね。
金利1%だと100万円を預金すると年間1万円の利息がつきます。
101万円になりますね。

ところが、マイナス金利になるとこれが逆になります。
100万円を預金すると1万円金利を取られて99万円になります。

この感覚はあまりしっくりこないかもしれません。
というのも、今までに日本がマイナス金利を実行したことがないからです。

 

待って!マイナス金利の対象は「日銀の当座預金」です

今日の新聞各紙にマイナス金利について報じていますが、見落としがちなのは「どの預金がマイナス金利になるか?」ということです。

例えば日経は以下のような解説を加えています。

今回マイナスになるのは、銀行があまったお金を日銀に預ける際の金利だ。銀行は日銀にお金を預けても損になるため、積極的に貸し出しや運用に回すようになる効果が期待できる。

引用元:日本経済新聞(2016年1月30日 3面)

上記のように銀行が日銀に預けている口座を「当座預金」と言います。
当座預金というと商売をしている人はおなじみかもしれませんね。

つまり今回の決定では、市中の民間銀行が日銀に預けている口座が対象となるのです。私たちが銀行に預けている口座からは金利は直接引かれません。
では私たちには直接影響がないのか?という問題が出現しますよね。

それが、多いに関係あるんです。

 

円の価値が下がってしまう!

マイナス金利はメリットもデメリットもあります。

メリットは、インフレになるということです。
マイナス金利になることにより民間銀行は日銀に預けるより「もっと貸し出しをしよう」というインセンティブが生じます。
すると、貸し出しの金利が下がり、一般の企業や人にお金が回るようになるのです。それにより民間企業の投資が増えたり、民間人の消費が増えたりしますね。

つまり、円が市中に出回るようになるので、円の価値が下がるのです。

そうなると景気が良くなる可能性は一気にあがります。俗にいう「黒田バズーカ」はこれを狙っているのですよね。

円の価値が下がると相対的にドルやユーロの価値は上がります。
そうすると輸出型企業の業績は上ぶれする傾向にあるので、日経平均株価も上がります。

だから昨日(2016年1月29日)の日経平均株価は急騰したのですね。

 

銀行の業績が厳しくなってしまう。

またデメリットとして挙げられるのは「銀行の業績の低下」です。

マイナス金利になると、今までもらっていた金利が突然なくなる訳です。
具体的な数字で説明しましょう。
金融期間は日銀に約250兆円預金しているわけですが、これまでの金利が0.1%だったので、年間に2000億円強の利息が金融機関に流れていたのです。

それが今回の日銀の決定で利息がゼロになり、さらに今後増える分は逆に利息がとられることになります。何もしなくても2000億円の収益があったのに、突然ゼロですよ。

それにより銀行の収益は厳しくなることが見込められ、昨日の銀行株は軒並み下落しました。
銀行の業績が厳しくなると、民間企業や民間人にもマイナスの影響が及ぼされます。

 

それでもぼくは楽観視している。

このように「マイナス金利」はプラスマイナス両面がありますが、ぼくは個人的には楽観的しています。

そもそもぼくには守るべき有形資産がほとんどないから、です。

そうでなくとも、うまくリソース(資源)を分散していれば、どのような事態になっても生き残ることが出来るはず。
これからの時代は有形無形問わず「分散」がキーになることでしょう。

さて、来週の日経平均と為替はどう動くのでしょうか?
来週の株価に注目です。

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 - ドヤ顔できる経済学

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