ケンタの日本全国スタバ旅 (Starbucks trip)

日本のコンセプトストアを制覇した「スタバ旅行家」のケンタが47都道府県のスタバを巡りまくる!

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読書日記(23)「ビット・トレーダー」樹林伸 

   

振り返ってみると今年は、金融関係の小説を読むことが多かったのですが、この小説では、「空売り」とか「信用買い残」の意味を教えてくれたり、「株式市場と政治がどう関連しているか?」ということを勉強させられました。
さて、その中で、私は以下の文章が身につまされました。主人公である恭一の投資ポリシーについて記された部分です。

 もっとも、これら中期保有を目指して買った株もせいぜい1ヶ月で手放すのが恭一のポリシーだった。本当はそれでも持ちすぎだと思っている。1つの株を長く持つと情が移り、なかなか手放せなくなることがあるからだ。どんなに惚れ込んでいても株はいつか持ち主を裏切る。

どれほど上昇している株でも必ず下げて主人を失望させる時が来るのだ。

その前に切り捨ててしまえる者だけがいずれまたその株とよりを戻せるともいえよう。

(77ページ)

 

そうなんですよね。一度、株式市場で株を購入すると、その株に情が移ってしまうんです。だから個人投資家はなかなか「損切り」できないのです。

いっぱしの投資家になるためには、「機械的」に意思決定をしなければなりません。その意思決定の過程に個人的な感情を持ってくるとバイアス(偏見)がかかってしまうからです。

そういう意味で、僕は……個人投資家失格と言えるでしょう。

あと、投資について勉強するには、このような経済小説を読む方が理解しやすいと思います。ゴリゴリのノウハウ本よりもすっと理解できましたよ。

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