「ブログ書けない病」のボスキャラの倒し方
最近、僕がブログを立ち上げたと同時に、ブロガーからこういう声をよく聞くようになりました。
「最近、ブログが書けないの」
そこで、今回、曲がりなりにも10年以上インターネットでの情報発信をしている僕が(偉そうに)この現象についてひも解きたいと思ったのです。
それは、「時間がないから」?「ネタがないから」?
このような悩みの種は大雑把に言うと、2つに分類されるように思います。その2つとは、以下です。
●「時間がない」
●「ネタがない」
まず、前者から片付けましょう。
「時間がないからブログが書けない。」
この解決方法として、私はこのようなアドバイスをします。
「もうブログを書かなくていいよ。」
時間がないという理由でブログが書けない人は、その時点でブログの優先順位が圧倒的に下なわけです。だから、無理してブログを書く必要は全くないのです。むしろ、「書かなければいけない」という義務感だけが先走っている可能性が高いので、「ブログ」なんかよりあなたの好きなこと、没頭できることに集中しましょう!
ちなみに僕は、時間がないという理由でブログが書けないという状態に陥ったことがありません。それは、僕の人生の中で「ブログを書く」という優先順位がグングンと上位に上がったからです。それは、プレビュー数が上がったからとか、ブログで飯を食っていくからというモチベーションではありません。
僕の場合、ブログがマネタイズしているかどうかに関わらず、「人生の優先順位」の上位にあるからブログを書いている訳です。
「ネタがない」?本当にないの?
次に、よく聞くのが、「ブログのネタがない」という理由です。
この悩みはブロガーが最初に通過する、いわば「ブロガーの登竜門」とも呼べるでしょう。
そして、これに対する僕のアドバイスはこれです。
「ネタがなければ、作ればいいじゃん。」
僕のブログのタイトルを見て下さい。
「ケンタの日本全国スタバ旅」ですよ。
「え、何それ?」って感じですよね。
コンテンツを見てみても、「スタバ旅」だけではなくて、読書日記とか自分の思っていることとかぶっちゃけ、「統一感がない」感じがしますよね。
とにかく、ブロガーさんたちは自分が何かを作り出してやる、という気持ちで文章を書くと面白くなると思います。でも、こればかりはメンタルの力が必要になります。というのも、ほとんどの人は「コンテンツ」を作った経験がないのですから。
だから、もう何でもいいので、自分でネタを作っちゃいましょう。
僕は絶対に「ケンタ」というキャラクターを世間に知らしめたいと思うので、ネタがないという状況にはならないと思います。ネタがなくなったら、「スタバ旅を再開するための極貧バイト生活」とかでリアル貧乏生活をネタにしたりするかも。僕はダサいので「おしゃる技術(パクリ編)」とか始めるかも。
もう何だっていいのです。好きなこと書きましょ。
……しかし、それだけではないのです。ブロガーが本当に苦しんでいるのは。
ブログが書けない最大の理由(ボスキャラ)はこれだと思います。
ブロガーを本当に苦しめるのは「読者の目」だ。
特に、バズった直後。
相当数の読者に見られるという事実を受けて、書くことをどうしても放棄してしまいたい心情にさいなまれます。まじで、この恐怖は凄まじいです。
また、バズった後だけではありません。ずっと継続してブログを書いているのに、ある日突然、書けなくなることもあります。時間のせいでもなく、ネタ切れのせいでもなく、一重に「自分はこんな内容の文章を書いて公開していいのか?」という飽くなき疑問を自分に呈してしまうのです。
これは、ある一定の期間書いているブロガーが直面する悩みだと思います。
少なくとも僕はこの悩みに懊悩していました。
そこで、この悩みに僕は勇気を出して、全てのブロガーさんにこの一言を発したいと思います。
「大丈夫。どうせ誰も君のことなんて見てないから。」
僕は書くことができなくなる自分にこうささやいています。
●著名人にシェアされてバズったの。多数の人が見るようになって書くことが怖いよ。
「それがどうしたの?大丈夫、誰も見ないよ。」
●「スタバ旅」とか言って、最近ほとんど「旅」してないよ。読者の人に面目ないよ。
「それがどうしたの?大丈夫、誰も君の旅なんかに期待してないよ。」
●アクセス数が全然のびなくて、書く気力がわかないの。
「それがどうしたの?大丈夫、書ける日が来るまで待てばいいじゃん。」
「ブログ飯」の染谷さんに質問したこと。
最後に個人的な経験を一つ。
僕は今年のはじめに、「ブログ飯」で有名な染谷さんのワークショップに参加して、「ブログのいろは」についていろいろと教えてもらいました。
そのとき、僕は一つの質問をしました。
「染谷さん、一つ質問があります。僕は、ブログを書くときにどうしても『打率』を気にしてしまうのです。染谷さんは『打率』を気にするタイプですか?」
ここで「打率」と表現しているのは、「全投稿数における面白い投稿数」のことを指します。つまり、クオリティの高い記事しか投稿してはいけないのかどうかを染谷さんに聞きたかったのです。
すると、染谷さんは確かこのような答えを示唆してくれました。(多少脚色していますが)
「そこでいう『打率』は一切考えません。とにかく打席に多く立ち、その中でヒットを一本でも多く打つことを考えることです。『打率』ではなく、『打数』を気にするべきです。打率を考えるのは、規定打数に達成してからです。」
な、なんと。
先日に読んだ堀江さんの「ゼロ」と同じようなことをおっしゃったのです。
つまり、こういうことですよ。
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つべこべ言わず、「小さなイチ」を足しなさい。
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