ケンタの日本全国スタバ旅 (Starbucks trip)

日本のコンセプトストアを制覇した「スタバ旅行家」のケンタが47都道府県のスタバを巡りまくる!

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読書日記(27)「スタバではグランデを買え!」 吉本佳生 〜「取引コストとは?」

      2016/10/09

このブログを開始してから、僕は「スタバ」という存在に取り憑かれているようですが、それを象徴するがごとく、このようなタイトルの本をも手にとってしまう次第です。

でも、スタバを「ミクロ経済学」の視点から眺めると面白い光景が待ち構えているかもしれません。

 

●この本で「取引コスト」を勉強しましょう!

 

本著は、「スタバ」だけでなく、携帯電話の料金設定やコンビニの店舗展開などの具体例も挙げられていて、ミクロ経済学に興味のある人は一読する価値があると思います。

僕が個人的にこの本を読んで勉強になったことは、「取引コスト」を意識するようになったことです。

「取引コスト」とは一言でいうと、「時間と手間」です。

実は私たちは何かモノやサービスを受ける時にお金を払うのは、そのモノだけでなく、「時間」や「手間」というものに対してもお金を支払っているのです。

例えば、コンビニ。

私たちの近所にはコンビニがありますが、800メートルも歩けばそこそこ大きなスーパーがあってそのスーパーで買い物した方が値段は安いです。

なのに、なぜコンビ二で買い物をするかというと、その「徒歩800メートル」の「時間と手間」に対してお金を支払っているからです。

 

●「取引コスト」だけで食っていけるのだ!

本書では「取引コスト」に関しての意識を高める記述がいくつか出てきます。

その中で「なるほど!」と唸らせた部分が以下です。

 

モノやサービスや人や情報について、探す、知らせる、分ける、結びつける、運ぶなどをおこなうことで、何らかの取引コストを節約するような仕事が、じつは大きな価値を持っています。これらの仕事は、特別な技能がなくてもできますが、ただ、次のような能力が求められます。

  1. 自分に何ができるか(できないか)をきちんと自覚していて、自分にできることを確実におこなうことができる。(一定以上の責任感がある。)
  2. 相手がどういったことを望んでいそうか想像できる
  3. 論理的に、あるいは熱意・誠意をもって説明する能力がある。
  4. 自分がミスをすることを前提に、重要な点は他人に確認を依頼することをいとわない。

最近、買い物をするときに、Amazonなどのサイトで買い物する機会が増えてきましたよね。これも「取引コストの節約」の一つの例です。

そう考えると、「何でも屋」なんていう仕事はまさしく「取引コスト」だけで食っていますよね。貴族の宮仕えなんてまさしく「取引コスト」で食ってますもんね。

それをとことん突き詰めると……いいビジネスが生まれるかも!

いいアイデアが生まれた人は速攻で起業しましょ!!

 

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