ケンタの日本全国スタバ旅 (Starbucks trip)

日本のコンセプトストアを制覇した「スタバ旅行家」のケンタが47都道府県のスタバを巡りまくる!

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キャリアで悩んでいる人は楠木建さんの「好きなようにしてください」を読むがよい。

   

不惑の年まで残りわずかとなったぼくなのですが、「不惑」どころか惑い迷いまくっています。
ぼくが悩んでいるトピックのひとつは「今後どのようにキャリアを積めばいいんだろう」という青臭い悩み。

40手前にしてまだこれといったキャリアや専門性を持っていないことを大変危惧しているのです。

そんなときに手をとったのが楠木建先生の「好きなようにしてください」。
これは仕事やキャリアでの人生相談のQ&Aがどっさり詰まった一冊となっています。今日はこの本から珠玉の言葉を3つご紹介したいと思います。

 

 

(1)稼いでくるやつが一番偉い。

ぼくは会社員になってからずっと財務や経理などの管理部門に携わっていましたが、サラリーマンとして「稼ぐ」という実感を持ったことはありません。
管理部門は主にコストセーブを目指す部門なので「稼ぐ」という観点を持つのが難しいんですよね。
でも、会社の経営者からみると「稼げる人」が最強なんです。
楠木さんはこう述べます。

ビジネス、商売である以上、本当に仕事ができるということは、商売丸ごと全部を動かして稼いでこられるということです。稼いでくるやつが一番偉い。一番頼りになる。これが古今東西変わらないビジネスの現実です。

そして以下のたとえがピンときます。

 たとえば、「HR(人事)の『プロフェッショナル』になろう」と思い、その方面のスキルを手に入れたとする。専門的な知識を駆使して、最先端の(?)評価・報酬制度を設計して、それをこれまたプレゼンテーションのスキルを駆使して経営者に提案したとします。これはこれでHR担当者としては「いい仕事」です。
ただし、「いや、いまはそんなことをしている場合ではないから」と言われて経営者が耳を傾けない場合もあるかもしれません。
ところが、前にも話しましたが、部下に「僕が稼いできますよ!」と言われて、「いや、やめてくれ」と言う上司はいません。この違いはものすごく大きい。

もう一度いいますが、経理などの管理部門サラリーマンを長年やっていると「稼ぐ」という観点がごっそり抜けがちです。
しかし、経理部の人間だからといって「稼げない」というのは言い訳にすぎないのです。

 

(2)仕事の評価は受け手が決める。

さらに、20代のサラリーマンの相談に対して、楠木さんはこう述べます。

 

いつも言っていることですが、仕事である以上、その質や成果を自分で評価しても意味がありません。お客さんや社内の周囲の人々など、その仕事の受け手が評価するものです。
あなたはまだ20代なので、まだ仕事に対する構えが「趣味的」なのかもしれません。自分以外の誰かに価値を届けるためにやる。これが仕事の基本中の基本です。仕事の受け手が必要としていないことはやっても意味はありません。

身につまされる言葉でした。
「仕事」とは、「自分以外の誰かに価値を届けるため」にやることです。
ぼくは、恥ずかしながら今まで自分にしか目が向いていませんでした。
自分の力を他の方に認めてもらいたいというあさはかな承認欲求を満たすために仕事に取り組んでいたのです。

もっと他人に価値を届けられるような「仕事」をしないといけない

 

(3)実績こそサラリーマンの命。

最後にこの本で紹介されているハロルド・ジェニーンという名経営者の言葉を。

 実績は実在であり、実績のみが実在である。―これがビジネスの不易の大原則だと私は思う。実績のみが、きみの自信、能力、そして勇気の最良の尺度だ。
実績のみが、きみ自身として成長する自由をきみに与えてくれる。覚えておきたまえ。―実績こそがきみの実在だ。ほかのことはどうでもいい。

当然のことながら、実績があげられなければ、評価されることはありません。
ハロルドさんは「実績」を「実在」とまで言い切ります。

ぼくはまだ何の実績もあげていない。

他の人に価値を与え、実績をあげられていないのならば、キャリアで悩む段階ではないですね。

ぼくは40歳になってもまだまだ迷走することでしょう。
乞うご期待。

 

 

 
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